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慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(まんせいえんしょうせいだつずいせいたはつしんけいえん)に対するTAK-881の 第3相試験 | 武田薬品

慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(まんせいえんしょうせいだつずいせいたはつしんけいえん)に対するTAK-881の 第3相試験



情報作成日:2025年04月25日

臨床試験の概要


この臨床試験に参加できるのは、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(まんせいえんしょうせいだつずいせいたはつしんけいえん)の患者さんです。ただし他の条件も多数あり、本試験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

この臨床試験の主な目的は、TAK-881及びHYQVIAが体の中でどのように移動し、変化し、排出されるかを調べることです。

この臨床試験では、治験薬TAK-881とHYQVIAの注射剤を皮下投与いただきます。導入期で静注用免疫グロブリン(IGIV)又は従来型皮下注用免疫グロブリン(cIGSC)からHYQVIAに切り替え、HYQVIAを18週間または20週間投与し、その後にTAK-881を24週間投与いただきます。

この臨床試験は開始から終了まで42週間または44週間で、臨床試験に参加中に3~4週間に1回来院いただくことになります。

・対象疾患

慢性炎症性脱髄性多発根神経炎

・対象年齢/性別

18歳以上/両方

・治験薬

TAK-881

・実施状況

実施中

・実施期間

2025/04~2028/06

・予定参加者数

59

この臨床試験の対象となりえる方(主な項目*)


  • 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(まんせいえんしょうせいだつずいせいたはつしんけいえん)の患者さんでInflammatory Neuropathy Cause and Treatment(INCAT)スコアが0~7である方
  • 過去にIgGの投与で効果が得られている患者さんで、治験前の前治療として免疫グロブリン製剤の静脈内投与(HYQVIAや他の静注用免疫グロブリンの投与)を継続している方

*こちらに記載された項目以外にも多くの基準があります。

この臨床試験の対象とならない方(主な項目*)


  • 急性または慢性の他の疾患があり、試験中のリスクとなる可能性がある方
  • IG(免疫グロブリン)投与後に強いアレルギー反応(過敏症)を起こしたことがある方
  • 腎臓や心疾患、または血栓形成(血栓性疾患)のある方
  • 赤血球(貧血)や他の種類の血球(好中球や血小板)の数値が低い方
  • 試験開始前3ヶ月以内に免疫抑制剤を使用した方

*こちらに記載された項目以外にも多くの基準があります。

この臨床試験の実施医療機関


医療機関の名称住所参加者募集状況
順天堂大学医学部附属順天堂医院東京都文京区募集前
東北医科薬科大学病院仙台市宮城野区募集前
滋賀医科大学医学部附属病院滋賀県大津市募集前
東松山市立市民病院埼玉県東松山市募集前
熊本大学病院熊本市中央区募集前
中部労災病院愛知県名古屋市募集前
徳島大学病院徳島県徳島市募集前

臨床試験の結果


この臨床試験の結果は、臨床試験が終了した後にタケダのポリシーに基づき、以下のサイトで掲載します。

臨床試験情報専用サイト TakedaClinicalTrials.comGo to https://www.clinicaltrials.takeda.com/

臨床試験の詳細情報


この臨床試験の情報は以下のウェブサイト(外部サイト)でもご覧いただけます。以下のIDや番号で検索するとこの臨床試験の詳細情報を確認できます。

お問い合わせ先


この臨床試験情報に関するお問い合わせはこちらのフォームまでお願いします。

*臨床試験への参加のご要望や病気のご相談などは薬事関係法令上、受け付けていませんので主治医の先生にご相談ください。